●水害版BCP作成の流れ
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浸水ハザードの確認
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被害の想定
- 直接的な被害想定の確認
- 間接的な被害想定の確認
- 自社の防災備えの現状確認
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重要業務の選定
- 緊急時対応業務の抽出
- 優先度の高い通常業務の抽出
- 浸水対策・浸水対策設備の抽出
- 重要業務の選定
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ボトルネックの特定
- 重要業務の順位付け
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BCP発動基準・収束基準の決定
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水害版BCPのとりまとめ
水害版BCPとは、「組織に甚大な被害を与える浸水被害に対し、一日でも早く日常の業務を遂行するための、方針や行動を示した事業継続計画」です。 水害版BCPを作成する際に、リバーテクノ研究会で作成した以下リンク先の資料が活用できます。
対象となる水害の確認
洪水・高潮などによって自社の敷地や周辺道路が、どのくらい浸かるのか(浸水深)、浸水が自社周辺にいつくるのか(浸水到達時間)、浸水はいつ引くのか(浸水継続時間)を確認します。
直接的な被害想定の確認
会社の建物の浸水(浸水深さや時間)などを確認します。
間接的な被害想定の確認
停電、断水、通信不能、道路浸水などの間接的な被害想定を確認します。
浸水対策・浸水対策設備の抽出
業務を遂行するにはどのような浸水対策をとるべきか、浸水対策としてあらかじめ、どんな資機材を準備すべきか、抽出します。