水防計画作成に活用できる水防災技術

水防計画作成の流れ

  1. 「水防計画の手引き」の確認

    国土交通省HPより手引きのダウンロード及び確認

  2. 手引きにそった資料の作成

  3. 水防計画のとりまとめ


水防計画とは

水防計画とは、水防法(S24法第193号)に基づき、都道府県下及び知事指定の水防管理団体(市町村)における水防事務の調整及びその円滑な実施のために必要な事項を規定し、津波や洪水等による水害を警戒、防御し、これによる被害の軽減と公共の安全を保持することを目的とした計画です。
水防に関する降雨の予測技術等、水防計画を作成する際に、リバーテクノ研究会で作成した以下リンク先の資料が活用できます

検討のポイント

水位等の観測・通報及び公表
水防活動では、河川水位や雨量の把握は、必須です。水位や雨量の把握とともに、これらのデータを公表することが求められます。通報や公表といった手段について、システム障害等も想定し複数の代替案を持つことも有効です。

気象予報等の情報収集
水防組織の体制確保や水防活動の判断には、降雨予測など気象予報等の情報把握が必要です。降雨等の予測情報の入手先や情報コンテンツについて整理し、最新情報にリバイスしていくことが有効です。

通信連絡
円滑な水防活動には、関係機関との通信連絡手段を多重化するなどの危機管理が必要です。

水防施設及び輸送 水防活動
水防活動に利用される備蓄資材や水防施設については、想定される洪水や内水被害の地域特性を考慮した資材等が必要です。

避難及び浸水防止のための措置
洪水時の避難や浸水防止措置には、予測される水害リスクを事前に周知することが必要です。